特徴的なカリキュラム

大学院総合国際学位プログラムでは、コースワークを重視するとともに、課題解決型の研究を先導し、複数領域、境界領域を重視した体系的な教育を実施するため、以下の６つの科目群を設けています。

研究基盤科目

研究・倫理、研究方法等に関する学修知識を修得するための科目です。３つの探求課題に即した研究・倫理科目やデータサイエンスに関する科目等を履修します。

学際認識科目

研究分野の知識を修得するとともに、学際認識を深めるための科目です。ここでは、３つの探求課題についての特論や学際認識に資する科目等を履修します。

実践・演習科目

共同研究や現地実践を通じて研究を内省的に深化させるための科目です。プロジェクトに合わせたグループ研究を遂行する科目や現地での実習を含む科目等を履修します。

課題探求科目

セルフ・デザインド・メジャー（自己設計専攻）に基づき、連係協力研究科等で開講される授業科目のうちから履修します。

研究指導・修士論文

セルフ・デザインド・メジャー（自己設計専攻）に基づき、研究計画の立案及び研究指導・修士論文作成に関する科目を履修します。

自由選択科目

千葉大学大学院全体で共通的にしている科目（大学院共通教育科目）を含め、その他さまざまな科目を履修します。

セルフ・デザインド・メジャー（自己設計専攻）

大学院総合国際学位プログラムでは、すでに確立した専門分野のいずれかを選択し、その学問分野（ディシプリン）の修得と展開を目的とするものではなく、主たる教育研究分野を設定しながらも、それを固定的なものとは考えず、自身の主体的な選択と研究の自立性・自律性を担保するため、セルフ・デザインド・メジャー(自己設計専攻 Self-Designed Major)という考え方を採用しています。ここでは、大括り化した研究主題を学修しつつ、自律的・自律的に研究計画を立案・実践していきます。