知識集約型社会を支える人材育成事業 インテンシブ・イシュー教育プログラムのモデル展開

To examinees
受験生のみなさんへ

国際教養学部のカリキュラムと新しいカリキュラムII-BEATについて

千葉大学国際教養学部を知りたい受験生のみなさん

近年、「国際」の名前がつく学部や大学は増えてきました。このことばに「教養」がつく「国際教養」を学ぶ学部や大学は、何をするところなのかなと考えたりしませんか。

「国際」ということばと関連させたならば、漠然と「英語」ということばが浮かび、「留学」ということばが関連して出てくるでしょうか。ひょっとすると「国際」という日本語は、想像の拡がりが乏しいものかもしれません。この「国際」ということばについては、この文章の最後に改めて書いてみたいと思います。

さて、千葉大学国際教養学部で学生が育っていく上で第一義に考えているのは、「幅広く学問分野を越境できる意欲を持つこと」「ヒューリスティックな解を目指して考える能力を作ること」そして「発信力を磨くこと」にあります。そのことについて説明していきます。

幅広く学問分野を越境できる意欲を持つこと

国際教養学部は開設当初から文理混合の学びをめざしてカリキュラムを作ってきました。高校では文系、理系といった学びの方向性を分けて学ぶことが多いですね。しかしこれからの時代、文系、理系と分けた見方に囚われていては、多くの困難な新しい課題に取り組むことはできないと思います。

もちろん人には得意、不得意はあります。「私は物理や数学が苦手なんだな」という人もいるし「古典や歴史史料は読んでもわからない」という人もいれば「英語が苦手だ」という人もいるでしょうか。

しかしいろいろな分野を経験して、そして現代的課題を自分の問いとして見つけ、そしてそれに取り組むためのめざすべき学びを見つけていくのも、学びのスタイルだと思うのです。つまり課題先行型の学びです。「自分は文系だ」と決めつけずに、さまざまな実験機材にふれて、その実験の先にどのような社会が見えてくるのか、考えてみる。そういった機会も学びの場を、この学部では用意しています。

また「グローバルな活躍をしたい」と考えている人には、留学を含めてさまざまな国際的な活動を前提としたボランティア、インターンをする機会がこの学部には用意されています。そして、それと同時に地域=ローカルなことを学ぶ野外実習、PBL型の実習も用意しています。世界での活躍をめざす活動の中では、自らの足下である日本をいかに多角的に捉えていくかが重要です。日本の文化や社会で改めて深い学びをして、世界での活動を考えることも重要です。

このようにひとつの学問分野の方法(ディシプリン)に囚われずに、あらゆる体験を自分の中で混合させ、そしてやってみたい、取り組んでみたい課題を見つけていく。早くに専門を決めるのではなく、まずはさまざまな学問分野を越境して、専門分野を決めるLate Specialization をこの学部ではめざします。

そのためには果敢に多様な学問分野を越境できる環境をII-BEATでは用意します。

ヒューリスティックな解を目指して考える能力を作ること

高校生までの学びでは、解答がある問題に取り組むことが多いのではないでしょうか。受験勉強で出会う国語や数学には、完全正解(模範解答でしょうか)が存在しますね。しかし私たちの社会においては完全正解のない課題が多く存在しています。特に現代社会においては、そういった課題を正面から考える必要があります。例えば大きな災害が起こり、避難所に500人が避難してきたとします。そこに非常食の救援物資であるおにぎりが200個届いたとします。さてこの200個をどう配分するのか。その際「子どもや老人から配る」「抽選にする」「500個に達するまで配らない」など考えても、おそらくどれも不満は出てくるでしょう。その際、救援物資の継続した配送があり得るか、避難所で体調を崩している人はいないかなど、非常食であるおにぎりの消費期限をいつなのかと総合させると、配布するための順位付けをあらゆる情報を総合化して決断していくことになります。完全正解ではなくても限りなく正解に近い(この場合造語ですが「成解」があたるでしょうか)ものを正面から考えていく。それがヒューリスティックな解を目指して考えていくことになります。

完全解決が難しい課題に対して、さまざまなディシプリンを組み合わせ決断していくにはどうしたらよいか。II-BEATではそのような学びを、課題先行でさまざまな分野の科目を組み合わせて学ぶカリキュラムを用意します。

発信力を磨く

学びの成果や課題を発信していくためには、それをどう表現していくかに敏感であって欲しいと思います。研究成果を多くの人に発信、共有するためには、言語や数式といったいわゆる「記号」を道具とします。それを前提に私たちは、研究や課題提言などの事実を知り共有していきます。この記号が「英語」であれば、英語圏の人びとだけではなく多くの人が情報を共有できます。数式も、共有されている公式とその運用を前提に、研究成果を共有していきます。

英語を使うということは、多くの人に自らの研究を含む成果を共有してもらえることにもつながります。そのために国際教養学部では英語での発信力を意識したカリキュラムを用意してきました。

ただし、まずは一番身近に使う言語(多くの人は母国語でしょうか)でどう表現するか、それぞれの学生の中で考えて欲しいと思っています。そしてこの研究成果を伝えるには、誰に特に伝えたいかを考えたときに、実は英語以外でも、メキシコの人たちにだったらスペイン語かな、タイの人に伝えたいからタイ語を学びたいな、と考える人材に育って欲しいと考えます。

最後に-「国際」ではなく「民際」に基づく知識集約型人材の育成をめざして-

ここまでの話で「千葉大学国際教養学部」がめざす第一義は「課題解決型人材の育成」にあることを理解していただけたかと思います。課題解決とその成果発信の先に「国際」を意識すると考えてください。

そこで国際ですが、英語でいえばinternationalがあたりますが、哲学者の鶴見俊輔氏がこの日本語訳に対して国際(的)ではなく、民際(的)という表現をされました。国同士の交流ということよりも、人それぞれの交流を意識したことばで使われていました。

このことばの解釈に倣って、国際については、あらゆる人に対話をしていく民際的な意味で捉えていきたいと考えています。つまり言語を学ぶことは手段であり、各自が立てる現代の課題解決に取り組み、積極的に発信できる民際的な人材を育成するために、国際教養学部では、知識集約型人材育成のためのカリキュラムII-BEATに取り組んでいきます。

ちなみに本学国際教養学部の英語名称はCollege of Liberal Arts and Sciencesです。日本語名には国際はありますが、英語名にはありません。めざすべき学部の方向性が示す名称です。

もし関心を持ってもらえるならば、これまでの国際教養学部卒業生のメジャープロジェクト(卒業研究・卒業制作)の課題一覧を見てください。国際教養学部生が、多様な関心のもと課題に取り組んでいることを理解してもらえると思います。

メジャープロジェクト(卒業研究・卒業制作)

国際教養学部では、4年次のメジャープロジェクトに取り組みます。
(学部全体のカリキュラム構成については、以下参照。)
国際教養学部 教育課程

メジャープロジェクトは研究論文の提出が主ですが、作品の制作やワークショップの企画なども、十分な準備・実践・事後報告があればそれも認められます。提出のあり方はそれぞれの課題にあわせて選ぶことが可能です。

メジャープロジェクトでは中間発表、最終発表を学部全体で行い、学生は、さまざまな課題発表を学部全体でプレゼンテーションします。
どのような研究課題を学生が選んでいるか、卒業生の題目を見てみましょう。

2019年度メジャープロジェクト 題目一覧(70題目)

【グローバルスタディーズメジャー】

  • 「⽇記的⾏為」と⾃⼰に関する考察
  • 1980年代アメリカ映画にみる冷戦の表象
  • Bee speciesʼ composition in flowerbeds and grasslands in Chiba city, Japan 緑地の違いがセイヨウミツバチと⾃⽣種のハチの分布に与える影響
  • ジャック・モノーの⽣気論観
  • トランプ政権下の対中通商政策 対中強硬論と覇権
  • バイオエネルギー利⽤の現状と課題 〜⽇本とベルギーを⽐較して〜
  • フェアトレード運動が⽣み出すもの −フェアトレードフェスタちばを例に
  • 議事録分析による「⾼額療養費制度」改正プロセスの検討
  • 災害ボランティアの実践と社会的評価 −千葉県旭市の事例を中⼼に−
  • 在⽇中国⼈留学⽣の友⼈ネットワークに関する調査研究
  • 千葉市における街路樹の課題と熱環境に関する研究
  • 地⽅における観光集客と地域住⺠の⽣活への悪影響についての研究
  • ⽇系カナダ⼈の遠隔地ナショナリズム
  • ⽇本における「難⺠」に対する⽀援と共創 −NPO 法⼈ WELgee の事例から−
  • ⽇本の⼩学校英語教科書における⽂化地域の多様性 −中学校英語教科書との⽐較から−
  • 来⽇中国⼈留学⽣の進路に関する意識調査

【現代日本学メジャー】

  • ʻShe IS a Princess!ʼ: An Interactional Approach to Transnationally Updating Representation of ʻDisney Princessʼ トランスナショナルな⽂脈で相互⾏為的に更新されるディズニープリンセス像
  • 「これからの家族」という⾔説の表象 〜MV における「これまでの家族像」の再⽣産〜
  • 「卒業論⽂」の歴史的変遷 −東京⼤学を中⼼に−
  • 19世紀末から20世紀初めまでのイギリスにおける資本の論理
  • ガバメントクラウドファンディングの現状に関する研究
  • サードプレイスが個⼈の⽣活の質と地域愛着に与える影響について
  • スペクタクル表現における悲しみについて
  • ダイバーシティ科⽬からみる教養教育の役割
  • なぜ⼤学⽣はアルバイトをするのか −A⼤学B学部を事例として−
  • ヒューマンライブラリーの可能性と課題 −千葉⼤学におけるヒューマンライブラリーの実践をとおして−
  • みどり台パントリーの形成と展開
  • メディアからみる慰安婦問題
  • 愛着障害の現代性
  • 英語聴解⼒養成 CALL 教材“World Englishes in Australia”の開発
  • 化粧の果たす社会的役割について −現代⽇本ではなぜ⼥性が化粧をするのか−
  • 外国⼈児童が求める⾔語教育とは 〜⽇本とカナダの⾔語教育を⽐較して〜
  • 学⽣交流を通じた防災の学びの提案 −千葉⼤学での取り組みの現状を踏まえて−
  • 芸能⼈の政治的発⾔と⼤学⽣の政治意識に関する⽇⽶⽐較
  • 現代⽇本におけるアメリカ観の形成過程とその特質
  • 在⽇アフガニスタン⼈の⼦どもの教育
  • 資⽣堂テレビCMにおける⼥性描写および反応の変遷をめぐる通時的研究
  • ⼩学校教育における隠れたカリキュラム −教師と⼦どもの認識の差異−
  • 是枝裕和監督作品『万引き家族』からみる現代⽇本の家族イメージ
  • 千葉県の地域連携によるインバウンド観光の推進と地域経済の活性化に関する研究
  • 千葉県松⼾市・船橋市の中学校における選択制給⾷ 〜給⾷の選択基準に関する⽣徒の意識調査〜
  • ⼤学⽣の海外経験が進路決定過程に及ぼす影響の検討
  • ⼤学⽣の朝型−夜型傾向とQOLの関連
  • 徴兵制は正当化されうるか −政治的責務と⾃⼰所有権の相剋を中⼼に−
  • ⻑崎県における観光サイトと書き込み情報の評価に関する研究
  • 通常学級における「特別な⽀援が必要な児童」のエスノグラフィー −児童間相互⾏為における包摂と排除−
  • 都市養蜂におけるミツバチの訪花と緑化促進に関する研究
  • 東京 2020 オリンピックスポンサーのブランドイメージに関する研究:アサヒビール、コカ・コーラ、明治の事例調査
  • 等尺性筋⼒における遅発性筋⾁痛に対するマッサージの有効性
  • ⽇本における Gap year の可能性
  • 放射線の『正しき理解』を⽬指した教育の導⼊について

【総合科学メジャー】

  • Associations Between Students' e-Health Literacy and Lifestyle Habits in Chiba University :A Cross Sectional Study 千葉⼤⽣における e ヘルスリテラシーと⽣活習慣:質問票による横断研究
  • Crowd-Supported Science における質保証に関する考察
  • The Association Between Studentsʼ Health Literacy and Health-Related Behavior at Chiba University: A Cross-Sectional Study 千葉⼤学⽣におけるヘルスリテラシーと⽣活習慣との関連
  • コミュニケーション時の情動の可視化
  • 運動経験が⾼校⽣の運動有能感に及ぼす影響
  • 夏季における窓の開放による室温変化と省エネルギー対策としての可能性
  • 間⽋的な有酸素性運動におけるエネルギー代謝の特性
  • 国内におけるサイエンスカフェに関する研究 −⼣焼け現象の再現実験を通じての検証−
  • ⾊の⾒えモードの変化による物体表⾯の⾊恒常性について
  • ⾷⾍植物の遺伝⼦解析
  • ⼼理的負荷が時間感覚に与える影響
  • ⼤学⽣のための⾷育⽀援のあり⽅とその⽅向性に関する調査報告
  • 点光源の⾊と明るさ知覚
  • ⽇本の「AI政策」の内実 −政策過程の俯瞰的検討−
  • ⽇本のおもてなし −歴史的変遷と現在−
  • ⽇本社会における「不安」⾔説
  • ⽩磁におけるぷるぷる感の印象評価
  • ⽂理混合学部における micro:bit を⽤いた実験授業開発
  • 薬局の内装の⾊に関する現状調査

2020年度メジャープロジェクト 題目一覧(78題目)

【グローバルスタディーズメジャー】

  • 『日本の女性ホームレス』 ~社会構造からの分析~
  • 1970年代後半のベトナム帰還兵の表象 一『ディア・ハンター』と『帰郷』の事例を通して一
  • オリンピック教育とナショナリズム 一東京 2020 大会の教育展開に着目して一
  • クイズ・ゲームを用いた外国人防災学習の効率化
  • スウェーデンにおけるシリア難民の社会適応
  • タイの医療格差を解消するには ~日本の医療保険制度導入の検討~
  • ドラァグとアイデンティティ
  • ヘルシンキの屋上緑化における土壌の性質の違いが植物の生育に与える影響
  • ロゴとブランドのパーソナリティ一東京オリンピックスホンサー企業のケーススタディ一
  • 英語の権力性とその構造化 一大学生の語りから一
  • 開発援助 NGO によるエンパワーメントプロジェクトの考察 ~タイスラム発祥のクラフトブランドを事例に~
  • 近代と現代の在日コリアンに対するヘイトの比較・考察 一1923年関東大震災発生時における朝鮮人大虐殺と現代のヘイトスピーチ被害を事例に一
  • 現代日本における女子大学の存在意義
  • 交換留学生の「居場所」~人間関係構築の語りから~
  • 子育てにおける ICT 利用の現状と今後
  • 次世代シーケンサーを用いた生物種間ネットワーク構造の解析
  • 社会構築主義的観点から見る「外国人の収容・送還」に関する問題
  • 社会的活動に取り組む若者 一千葉大学の学生を事例に一
  • 大学生に内在する読書への認識
  • 日系ボリビア人のアイデンティティ形成 一戦後日系移住地を中心に一
  • 日米同盟の再検討
  • 農業開発と環境保全の両立 一ウガンダの低湿地における事例について一
  • 表象される「私」:洋服の選択と語り
  • 分散型エネルギー導入による地域社会の変革を提案するメディアの製作

【現代日本学メジャー】

  • 19世紀西欧演劇における照明の役割 一芝居における表現方法と劇場空間について一
  • SNS における“空気”と自己演技の考察
  • YouTubeを利用した千葉県 PR とグローカル人材の輩出促進
  • アニメキャラクター要素の増加と役割語 一英語からの翻訳に見られる日本語話者と韓国語話者の比較を中心に一
  • インドネシア社会における日本食受容の多様性 一地方都市ランプンに着目して一
  • オーバーツーリズムの変容からみる今後の観光戦略のあり方についての研究
  • キリスト教フェミニズムを超えて 一ある信仰者の語り一
  • テレビ CM における家庭内労働のジェンダー表象 一「感動」に隠された介護という課題
  • パイロットと小説家 一サン=テグジュペリの小説における飛行機の役割
  • ファクトチェックによるフェイクニュース対策
  • 異文化理解を目的とした聴解力養成 CALL 教材の開発
  • 移住促進のための多角的支援の構造化に関する研究 ~南房総エリア二市における移住パターンから見て~
  • 運動部活動の在り方 一高校サッカー部に在籍した学生から検討する価値観と文化一
  • 英語聴解力養成用新規CALL教材 Cross-Cultural Encounters の開発
  • 音楽活動のエンパワーメント効果について ~セブンスピリットの活動を例に~
  • 家庭への小麦粉料理浸透のための企業戦略 一NHK テキスト「きょうの料理」における広告分析から一
  • 絵文字はどのようなコミュニケーションツールか一種類・機能・解釈の考察一
  • 外国につながる子どものボランティア教室における相互行為の分析 一学習意欲に着目して一
  • 広告が伝える「女性と教養」
  • 広告における同性愛者の表象 一海外の広告の事例をもとに
  • 祭礼運営組織の存続と地域コミュニティの再創造 一那須烏山市 山あげ祭を事例に一
  • 社会的孤立の解消に向けた地域スポーツクラブのあり方
  • 障害者理解とは何か ~スポーツを通じた共生社会の実現~
  • 職員配置数から考察する日本とフィンランドの保育士の働き方の差異
  • 食事をめぐる個人・家族・社会の関わりに見る日常 一メキシコ・アグアスカリエンス州の家族誌的記述からの考察一
  • 新聞の犯罪報道 一毎日新聞における相模原障害者施設殺傷事件の報道研究一
  • 声優の演技の歴史的変遷
  • 静止画を効果的に活用した英語聴解力養成 CALL 教材“Cross-Cultural Encounters”の開発
  • 足関節捻挫受傷経験者における足趾把持筋力トレーニングの有効性
  • 足底圧指標および足趾把持力と瞬発力および跳躍力との関係性
  • 多様なスポーツの場と志向性の検討 一大学生のスポーツ活動継続と離脱要因一
  • 大学生による「お疲れさま」の使用 一場面との関連から一
  • 大学生生活が協同作業認識に与える影響に関する研究
  • 地域参画型公共交通においてキーパーソンが直面する課題に関する研究
  • 地方におけるシェアによる商店街活性化に関する研究
  • 地方型サテライトオフィス誘致・開設促進の実現性に関する研究 ―新型コロナウイルスを契機とした社会変容の観点から
  • 地方自治体のワーケーション受け入れ推進の現状と課題に関する研究
  • 二次創作活動における物語と宗教的考察
  • 日本におけるキャッシュレス決済の普及について
  • 日本のアイドル文化 一魅力と多様性一
  • シェアサイクルの社会的意義に関する研究
  • 良い教育とは何か 一地域・階層・家庭間の比較から一

【総合科学メジャー】

  • DNA バーコーディング法を用いた千葉周辺のムクドリの食性による都市生態系の解明
  • ロボットキャラクター「ドラえもん」の構造 一「キャラ/キャラクター」論をとおして
  • 課題遂行中の LF/HF の RGB カメラを用いた非接触測定の検討
  • 学童期から思春期前後の運動・スポーツ活動への取り組みが大学生における運動有能感および運動実施頻度に与える影響
  • 教科横断的教育の教材としての偏光色予測プログラムの開発
  • 原子炉における「受動的安全」概念の検討
  • 色カテゴリー境界の色特性についての研究
  • 吹替え版の洋画における日本語表現の違和感
  • 都市生態系における生物間相互作用の遺伝的解析
  • 日本におけるプロパガンダポスターのデザインに関する研究 一1931年満州事変から1945年終戦まで一
  • 日本のビーガン/ベジタリアン言説 一個人の実践と社会運動の二つの側面一
  • 日本社会における新型コロナウイルス感染症小史 一信頼とスティグマ一

2021年度メジャープロジェクト 題目一覧(91題目)

【グローバルスタディーズメジャー】

  • オンライン会話における自己確認と会話参加
  • 日本文化の発信に繋げる英語聴解力養成CALL教材の開発
  • 創られたスイーツ文化と流行 一専門誌「café sweets」掲載記事からの考察一
  • アメリカ映画におけるロボットのイメージとその変遷
  • 広告における社会的意義 一NIKE の広告から読み解く企業側戦略一
  • はざまに立つマルチリンガルの自己認識 一レジャイナ移民の語りから一
  • 日本の映像メディアにおけるセクシャルマイノリティ
  • セクシュアリティを言うという行為 一セクシュアル・マイノリティ女性の語りから一
  • 日本社会における「男性」労働をめぐる意識のあり方とその変化
  • メンズメイクの台頭と若者の男性性変容に関する研究
  • 見えにくい女性の貧困と「女性ホームレス」のリスク
  • マッチングサービスの台頭による日本社会における「出会い」の変容
  • キルギスにおける誘拐結婚をめぐる規範の変遷
  • ファッションのニュースを題材とした英語聴解力養成 CALL 教材の開発
  • 「お茶」飲料マーケティングから見るジェンダー規範形成
  • 単位制度の課題・今後の在り方について 一千葉大学国際教養学部の事例研究一
  • 留学プログラムにおける大学と学生のすれ違い 一新型コロナウイルス感染症に伴う変化をめぐって 一
  • 現代アメリカ英語コーパスを用いた高校英語教科書の語彙分析とその考察
  • 多様な現代社会における美術教育の意義
  • 「気になる子」をめぐるエスノグラフィー
  • 外国につながる子どもたちの友人形成:首都圏のある多文化フリースクールを事例として
  • 在留外国人への防災情報支援における課題 一千葉大学外国人留学生への防災支援からの考察一
  • 日本で難民として生きること 一就労している二人の難民へのインタビュー調査から一
  • 技能実習生の精神的な支え 一地域の日本語教室に通う技能実習生に焦点をあてて
  • 戦後日本の吉田茂の外交選択 一対中政策を中心に一
  • 民間航空機の事件・事故と世界情勢 一軍事的緊張の高い地域における撃墜事件を中心に一
  • 中曽根政権の国家戦略における『国際化』と姉妹都市ブーム 一1980年代後半から1990年代前半を中心に一
  • 人道的介入を巡る議論 一ICISS のクライテリアの再検討一
  • 宗教的寛容思想の系譜と現代フランスにおけるイスラモフォビア
  • 居心地が良く歩きやすい都市部街路空間の研究
  • マリンスポーツによるまちづくりの課題と展望:浜松市における取り組み
  • 中学運動部活動における外部人材活用促進に向けた地域コーディネーターの役割
  • 地域課題を解決する新モビリティの提案 一富山県砺波市を対象とした 20年後の MaaS一
  • 観光のニュースを用いた英語聴解力養成のための CALL 教材開発
  • ヴィーガンの多角化 一雑誌「veggy」にみる菜食選択の多様性一
  • 介護ロボットが現場に与える影響と社会実装に向けた課題の検討
  • マイナースポーツをテーマにしたCALL教材の開発
  • マスターズ水泳の可能性の検討
  • 日本社会における「ゲノム編集技術応用食品」に対する認識の検討 一「遺伝子組換え食品」論争との比較から一
  • 気候変動の影響に気付きを与えるコミュニケーションデザイン 一日めくりカレンダーと太陽光カフェの制作一
  • フェアトレードと事業型NPO
  • フェアトレードと国際規範の交差点 一公正な社会の実現へ向けて一
  • 国内の中小企業の全要素生産性向上におけるSDGs活動の導入意義
  • 次世代シーケンサーを用いた小笠原諸島における侵略的外来種アカギの侵略メカニズム解明
  • 近代化産業遺産における持続可能な保護活動に住民が参加する意義について ―野田市郷土博物館・市民会館の運営を事例として
  • スコットランド独立運動とエネルギー政策
  • イチョウ巨木の国内伝播経路の研究

【現代日本学メジャー】

  • トーク番組における円滑なコミュニケーションの創出
  • 漫画論 一線が織りなす様々な感情一
  • ラジオのトーク番組における複数の聞き手を意識したスピーチレベル管理
  • 3D サンプルを用いた表面形状と色名の関係解析
  • 第三者言語接触場面における会話参加者の参加調整 一日本語会話場面と英語会話場面の比較分析を中心に一
  • 「母」とは誰か 一想起される母親像と実際との乖離一
  • 日本におけるキッチン家電の歴史と展望 一家電メーカー広告が映す家庭の形一
  • 家庭環境から見る千葉大生の学生生活に与える影響
  • 日韓歴史共通教材に関する考察
  • 異文化理解を目指した英語聴解力養成 CALL 教材"Liberal Arts and Sciences" の開発一国際教養学部の学生に対するインタビュー素材から一
  • 清代の書と金農 一「漆書」に表れる個性一
  • 愛着意識を持つモノのモチベーションを向上させる可能性の検討
  • 日本の排外主義 一「日本人」意識形成との関わりにおいて一
  • 戦後社会における民衆の「象徴天皇制」理解
  • 社会的・政治的基準によって区別された「言語」と「方言」 一アイヌ語が「言語」、琉球諸語が「方言」と位置付けられている根拠とは一
  • 想像・創造される「ナイチャー(内地の人)」 一沖縄県への移住者の語りから一
  • サイクルツーリズムによる地域経済循環の考察
  • 地域活性化に向けたJリーグクラブと自治体の連携 一鹿島アントラーズと鹿嶋市を例に一
  • 東京駅に見るミヤゲ文化の特徴とその社会・文化的背景 一るるぶ東京からの考察一
  • 連携中枢都市圏構想からみた広域行政に関する研究
  • 地域密着型スポーツクラブの新しい形 一千代田区密着型バレーボールクラブ東京スリジエを例に一
  • 小学生の生活習慣問題と運動の二極化の改善に向けて
  • 日本の天然記念物保存運動における中心的課題の変遷
  • 6次産業化2.0 一道の駅とみうら枇杷倶楽部に見る連携のかたち一
  • 映画『AVATAR』を通して見る環境破壊行為と生活文化の保護の葛藤

【総合科学メジャー】

  • 科学リテラシー向上につながる実験資料の開発 一コリオリの力を例として一
  • 舞台演出の違いによる印象評価の実験的検討
  • 共感覚色と物理色の色知覚分布の比較
  • 大学生の過去の運動経験が現在の体型満足度および身体活動量に与える影響について
  • 「家族」と信仰継承の複雑性:ある教団の2世信者の語り
  • これからの国際社会を担う学生に焦点を当てた英語聴覚力養成 CALL教材 Liberal Arts and Scienceの開発 一国際教養学部の学生に対するインタビューを素材に一
  • 物理への興味・関心を喚起する micro:bit の活用
  • 日本の刑務所における回復共同体(TC)普及の課題
  • 室内環境の異なる照度における和ハーブの生育特性解明
  • 屋上緑化におけるアーバスキュラー菌根菌の役割について
  • 冷戦前期における東ドイツの文化政策について
  • 大学生の健康度、生活習慣および身体活動量に関する分析
  • 病院緑化の課題と医療従事者のための緑化のあり方
  • 整形外科関連学会ウェブサイトにおける患者向け情報の可読性および質の定量評価
  • コロナウイルスによる熱中症に対する予防意識の影響
  • 高等植物の葉肉細胞プロトプラストの初期化およびプログラム細胞死に関する研究
  • 実物体が有する粗さの知覚量と物理量の関係解析
  • 環境に配慮した消費行動のデザイン
  • プラスチック削減から考える循環型社会シミュレーションゲームの作成

以上が卒業生のメジャープロジェクトテーマですが、多彩なテーマ設定になっています。所属メジャーで文系、理系と分けられない課題もたくさんあります。ここに課題設定から入る研究であることがわかってもらえるかと思います。
このように課題先行でメジャープロジェクト(卒業研究・卒業制作)を深めていきますが、しかしまったく専門領域の学びの姿勢なく取り組むことがあってはいけません。
そのためにII-BEATでは、一定の課題に対しては集約的な学びを、3年次第1タームと第4タームで行いすすめていくプログラムを2022年度より行います。
第1タームでは、クロスメジャープロジェクトⅠで、3メジャー各5プログラム開講し、広い範囲のスキル系専門科目2プログラムを選んで学びます。
第4タームでは、移民・難民研究、地方・地域振興研究、総合環境科学研究の3領域を、メジャープロジェクトで志向したい学生が集約的に学べるモジュールコースを用意し、集約的に授業を受け、4年次でのメジャープロジェクト活動に入っていけるようにします。
今後も研究課題のさらに大きなテーマに基づいた科目の集約を行い、モジュールコースを増やしていく予定です。