知識集約型社会を支える人材育成事業 インテンシブ・イシュー教育プログラムのモデル展開

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千葉大学主催でシンポジウム『ターム制の効用と問題点 -メリハリをつけた学期制の可能性-』を開催いたします。

シンポジウム『ターム制の効用と問題点 -メリハリをつけた学期制の可能性-』

概要

「インテンシブ・イシュー教育プログラムのモデル展開」運営委員会主催で、シンポジウムおよび全学FD研修会を開催いたします。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
なお、本イベントの詳細はページ下部にあるチラシ(PDF)からもご覧いただけます。

主旨

全国の大学でセメスター制(2学期制)に代わってクォーター制(4学期制)が導入されるなど、学期制に関してさまざまな試行錯誤が行われています。千葉大学は、平成28年度にクォーター制に準拠したターム制(夏休み、春休みもタームと捉える6学期制)を全学的に導入し、同年4月に新設された国際教養学部は、ほぼすべての科目運営をターム制のなかで行っています。また令和3年度より始まった「インテンシブ・イシュー教育プログラム」(II-BEAT)では、集約タームとセルフデザインギャップタームを3年次で実施し、メリハリをつけたカリキュラム運営を目的に進めています。
本シンポジウムでは、II-BEATで導入したターム制運営を示すとともに、クォーター制を導入した各大学の実情報告と合わせて、①留学、実習、実験などに参加しやすいギャップターム、②集約的なターム開講のための週2回開講授業運営、③ターム制の教員・学生にとってのメリットやデメリットについて考える機会といたします。

日時

令和6年1月17日(水) 14:00~16:20

開催形式

Zoomによるオンライン開催(参加費無料)

対象

大学関係者、高校関係者ほかどなたでも

申込方法

下記フォームより必要事項をご記入の上、お申し込みください。
申込受付後、前日までにZoom情報等をお送りします。
URL:https://forms.gle/exd2n5g6KjfCogt66
※申込期限:令和6年1月11日(木) 令和6年1月15日(月)17:00まで

プログラム

14:00-14:15
開会挨拶・趣旨説明
小澤 弘明(千葉大学理事(教育担当))
14:15-14:30 事業報告
「国際教養学部II-BEATにおけるメリハリをつけたカリキュラム」
和田 健(千葉大学大学院国際学術研究院 研究院長・教授/国際教養学部長)
14:30-14:50 講演1
「神戸大学における2学期クォーター制:導入のねらいとその成果や課題」
近田 政博 氏(神戸大学大学教育推進機構 大学教育研究センター 教授/教養教育院副院長)
14:50-15:10 講演2
「南山大学のクォーター制:週2回開講授業の導入と運用、及びその教育効果」
岡田 悦典 氏(南山大学 副学長(学務担当)/法学部 教授)
(休憩 10分)
15:20-16:10 パネルディスカッション
「ターム制の可能性と課題」
▼パネリスト
近田 政博 氏・ 岡田 悦典 氏・ 和田 健
小泉 佳右(千葉大学大学院国際学術研究院 准教授/全学教育センター)
▼モデレーター
縣 拓充(千葉大学大学院国際学術研究院 特任講師)
16:10-16:20 閉会挨拶

講師紹介

近田 政博 氏

近田 政博 氏
(神戸大学大学教育推進機構 大学教育研究センター 教授/教養教育院副院長)

名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学、2003年博士(教育学)。名古屋大学教育学部助手、同大学高等教育研究センター講師、同センター准教授を経て、2014年より神戸大学大学教育推進機構教授。専門は大学教育論、比較教育学。主な著作に『知のリーダーシップ:大学教授の役割を再生する』(共訳、玉川大学出版部、2021年)、『研究指導』 (編著、玉川大学出版部、2018年)など。

岡田 悦典 氏

岡田 悦典 氏
(南山大学 副学長(学務担当)/法学部 教授)

一橋大学大学院法学研究科公法・国際関係専攻修了、博士(法学)。福島大学行政社会学部専任講師・同助教授、南山大学法学部准教授を経て、現職。2023年より同大学副学長。専門は刑事法学、新領域法学。主な著作に『刑事準備手続論』(日本評論社、2022年)、『被疑者弁護権の研究』(日本評論社、2001年)など。

本イベントのチラシはこちらからご覧ください

お問い合わせ

千葉大学「インテンシブ・イシュー教育プログラムのモデル展開」事務室
E-Mail:las-iibeat@chiba-u.jp